終幕である。ぬらりひょんを倒した鬼太郎はついに母と出会う。みつばちハッチのように母と抱き合う鬼太郎は一時の幸せを味わい涙する。
崩れ行く胎内道から抜け出そうとしたとき、ぬらりひょんが復活。さらに前回たいした出番のなかったヌルリ坊を召喚する始末。しかし朱の盆がぬらりひょんを道連れにしてくれた。鬼太郎はヌルリ坊の頭に鍾乳石を落とし倒すが、同じような状況で夢子が死んでしまうとは。
鬼太郎の母がくれた命で生き返った夢子。正直言ってこいつがぬりかべの下から出なければ・・・と思うが、母はもとより地獄から出ないつもりだったらしいので、無駄にならずにすんだと言えるか。
「子供の優しい心だけが見られる夢」自分で言うか。足に縛られた布で夢じゃないと気づく夢子であったが、なんとなく千と千尋の最後を思い出した。最初見た時意味がわからなかったが、夢子は地上に戻った時に記憶が飛んでいたが、みんなの姿を見て思い出したということか。

鬼太郎第3作はやはり傑作であり、この最終回は傑作の名にふさわしい出来だった。興味のなかった鬼太郎6期も見てみようと思う。

脚本:武上純希
演出:葛西治
作画監督:入好さとる、新岡浩美
美術:金島邦夫
原画:新井浩一 大西陽一