このタイトルはかなり良い。つげ義春の「必殺するめ固め」と並ぶくらい。

これまでタイトルのバックは真っ暗だったが、絵が入るようになった。
今回も作画監督:松本朋之。2話続けてと言うのはたまにあるものの、やはり珍しい。

火車(かしゃ)は猿みたいな風貌で、色は緑と赤。乳首が多いのが気になる。

その火車と戦い始めたところで場面は変わり、別人のようになった鬼太郎が現れる。
墓場の鬼太郎のようにスレた性格となって。

どうでもいいことだけど、Aパート最後の目玉のおやじの影が鋭利な感じになっていてかっこいい。球体のはずなのにどう照らしたらこうなるのか。デザイン的に目を惹く。

火車と体が入れ替わっった鬼太郎。ネコ娘と夢子に頬ずりすると、引きつった笑顔をされる。

砂かけ婆のモチ封じに対し逆モチ封じをお見舞する火車。どこで使うのか、そんな技。さらに目玉の親父は逆の逆を突き、逆モチ殺しを発動。びよ~んと伸びた餅に目玉がついていて、たいそう気持ち悪い。

目玉「まるで地蜂のように自分の魂を他人の体に注射するとは」
地蜂の習性を調べてみたところ、他の虫の体内に卵を産み付けるのですね。でも火車の場合、本体がほったらかしになるのだけど、それはいいのかな?
ついでに火車のことも調べてみたら、猫の妖怪でした。「火の車」の由来もこれなのだとか。

オチは暴力団組員が鬼太郎の鶴の一声により坊主になる、というもの。

脚本:武上純希  
演出:明比正行  
作画監督:松本朋之  
美術:藤田 勉
原画:斉藤弘行,松本朋之,鈴木克彦,山崎タケシ