演出・コンテには初めて名を連ねる山崎和男(やまざきかずお)氏。

ストーリーはツノが抜けたテンが、火を吐けなくなって大変。一方ランはラムのツノが抜けたのだと勘違い。ランとあたる、二人の復讐劇が始まる…。

ということで久しぶりにランがたっぷり出てくる回です。このランちゃんの表情が凄い。喫茶カンブリアでラムにビビるところなんて顔面崩壊しまくりで面白いです。ところでソファ低くないかな?

擦り寄ってくるあたるを踏んづけても、ランが全く気にしないのも笑えます。踏んづけている画を見せないところがいいですね。

しかしこの回の見どころはやはり、背景の遊びにあると思います。冒頭のあたるとテンの喧嘩は最高。いちいち何が描いてあるのか確かめたくなる細かさ。
また、あたるの投げたホウキがブーメランのように戻ってきたりと、メリハリのついた動き・テンポ感が見ていて気持ちいいですね。

白眉はテンが「幼児を虐待していいと思ってんのかー!」というセリフのあと、次々と物を投げるところ。
本、ぬいぐるみ(時代を感じるデザイン)、細長い缶コーラ、10m以上あろうかという大木、ドーナツ(あたるが口でキャッチ!)、サンデー、「めぞん一刻」(雑誌?単行本?すでに響子さんの顔が可愛くなっている)、SF+ファンタジー調の少女戦士(大足系)、そして当然のように戦闘機のプラモ…と、目眩がするほど色んな物が投げられます。