アニメ『ガールズ&パンツァー』 第1話「戦車道、始めます!」の感想です。

放送当時はそれほどハマってなかったのに、放送後何度も見返した『ガールズ&パンツァー』。
OVA目当てでBlu-rayも購入し、同人誌まで取り寄せる始末。すっかりハマってます。
ガルパン 1話 角谷杏
会長「Blu-ray、買うよね?」 はい、買わせて頂きました。

さて、第1話。冒頭、砂煙を上げながら荒野を行く「何か」。
何も知らずアニメを見た人は、あれが何なのか分からないでしょう。
「チャーチル?マチルダ?隊列?そうこうをぬく?」

偵察を終えたみほと優花里が戻り、やっと画面が動いた・・・
と思ったら、映るのが「バレー部復活!」と書かれた戦車!
なんじゃこりゃと考える暇もなく、次々とヘンテコ戦車が画面に映ります。
金ピカ、ピンク、そして…何だかわからない「のぼり」を立てたやたら派手な戦車。
つかみはOKですね。

ここで視線が1回転して、沙織のアップや宇津木優季が手を振ってる様子が見えます。この宇津木ちゃんが、ウサギさんチームの中では制作側のイチオシなのかな?比較的目立ちますね。

さあ、そしてやっと全体像が見えた、あんこうチームのIV号戦車D型。
さらに 大洗女子の選手全員の顔が映って、またビックリ。多いなー。
みんな真剣な顔つきなのですが、1年生のウサギさんチームだけは余裕の笑みを浮かべています。

みほ「これよりコソコソ作戦を決行します」
1年生「はーい」

後の無様な姿を思うと、この時の能天気さが可笑しい。それにしても、5人(1人は喋らないので)の息が合ってますね。

敵と思しき戦車に攻撃されるIV号。これは実際の戦争なのか何なのか。「当たったら死んじゃうじゃん!飛び石が当たっただけでも大怪我だよ」混乱したそのとき、ヒューンという音と共にみほのアップに。

「あ、死んだ」と思ったら、目覚まし時計の音が。
「なんだ夢か。あんな世界あるわけないよなー」
そう思っていた時期が私にもありました。初見ではすっかり騙されたのです。
ガルパン 1話 みほ 寝起き

学校では「ぼっち」なみほ。看板に頭をぶつけたり、筆記用具を落としたり。ちょっとドジなようです。
みんながお昼ご飯を食べに行っても一人。そんなみほに声をかけたのが沙織と華なのですが、よくこんな、ぼっちな娘に声をかけたな。面白そうだったかららしいけど。もしかして沙織と華もクラスでは浮いてるのかな、とか思ってしまいました。

みほはみほで、二人の名前と生年月日まで記憶しているらしい。林家ペーですか?

で、学食が映るわけですが、この学園は中高一貫のマンモス校で、中学・高校生それぞれ9,000人ずつが通っているらしいのです。学食のオバちゃんも大変だ。

でもそれだけの人数がいて、戦車道を選択したのがあれだけ、ということを考えると、集まったのはよっぽどの変人数寄ものということになりますね。

ガルパン 1話 沙織
沙織がモテすぎて困るという話をしていますが、親しみやすさは眉毛にあるのではないかと思います。
さあ、そして3悪登場。この時点では完全に悪役の生徒会です。
「必修選択科目は戦車道取ってね。夜露死苦」
戦車道?視聴者への説明が(あえて)ないので、訳がわからないよ。
みほの死んだ魚のような目を見るからに、「とにかく嫌なんだろうな」ということだけ伝わってきます。

保健室にて沙織と華に、身の内を話すみほ。
西住家は戦車道の家元であり、みほ自身もどうやら、複雑な事情により家を出たらしい。
戦車道なんて無理してやる必要ない、と沙織と華は励ましてくれたのですが…。

体育館に集められた生徒たち。さすがに生徒がいっぱいいます。
「さあ、歴女チームでも探すか」と意気込んでTVに近寄ったところ、残念ながらコピペでした。仕方ないですよね。

必修選択科目のオリエンテーションと言いながら、戦車道の映像しかないじゃないですか。まさに情報操作。その通りだよ柚子ちゃん。

ここでやっと戦車道についての説明が。
どうやら世界中で女子の嗜みとして受け継がれてきた「武芸」のようです。
そのうちアニメの中で世界大会編もやってくれるのかな?
日本代表ユースとして各校の代表が集い、チームを組むとかいう展開になったら、面白いでしょうね。

このオリエンテーションのシーンは、それぞれの表情を見るのが面白いです。
キラキラと瞳を潤ませる優花里、バレー部の真剣な横顔。バレー部は横顔が絵になります。
エルヴィンの不敵な笑みも、初登場から決まってます。隣にはカエサル。この二人って、作中でそれほど会話シーンはないけど、絆は深そうなんですよね。

あの丸山ちゃんでさえ、興味を持ったみたい。さおりんはもっと興味を持ったみたい。
左衛門佐の「ぃよしっ!」といった顔からは、「忍道はやめて、戦車道でしょ!」といった気持ちが伺われます。

友人が戦車道をやる気マンマンで、塞ぎ込むみほ。ここで自分はやらないと、意地を張らないところが、みほらしいですね。

みほを襲うフラッシュバック。どうやら、彼女には辛い思い出があるみたい。
結局、香道を選んだのでした。

沙織と華も、一緒がいいと言って、みほと同じ科目を選んでくれました。華さん、その筆どこから出した。

学食にて、周りの生徒が戦車道の話をするので、話題を変えようとする3人。そのわざとらしさがいいです。
周りにいたのは、後のウサギさんチームですね。沙織が「彼が私のミリタリールック早く見たいって」というセリフに反応しているのが可笑しい。このセリフを言ったのが宇津木ちゃん。後の伏線でもあります。どうもこの娘は、大人しそうな顔をして性の匂いを漂わせます。
OVA2話にも深読みさせるセリフがありますし。
ガルパン OVA2話 宇津木 気持ちよさそう
OVA2話についてはこちら

生徒会に呼び出され、怯えるみほ。しかし、沙織と華が手を繋いでくれるところ、女性らしい脚本(吉田玲子)だなーと思いました。

友達の優しさに心を動かされたみほは勇気を出します。
「あの!」
このシーンはグッときますね。声を当てている渕上舞さんも、力が入りすぎてやり直したという、乾坤一擲の「あの!」です。

結局戦車道をやることにした、みほ。
アイス屋さんで心の内を照れながら語るこのシーンが、1話で一番良かったです。アイスを口に入れられる時の、みほの顔も面白い。たまにこういう杉浦茂の漫画みたいな顔しますよね。

そしていよいよ戦車道を選んだ生徒たちが集合。1年生チームは、丸山ちゃんが中心にいる…。歴女チームが同じ方向を見ているのが笑えます。
そして秋山優花里。遠くの方から見つめる先にいるのは…。

倉庫を開け、お目見えしたのは鉄サビだらけのIV号戦車D型。
この全員集合カットで、真ん中に陣取っているのが、出ました宇津木ちゃん。
1話はこの娘が影の主役と言っていいでしょう。

最後はカメラが引いて引いてどんどん引いて、まさかの学園艦がお目見え。
この学園艦が、『ガールズ&パンツァー』という作品の「リアルの線引き」となっているわけですね。こういうものが存在する世界であると。

こんなにビックリ設定なのに、初見では「ふーん」という感じで、あまり興味が持てなかったのは、面倒くさそうだったからかな。勉強しなければいけないことが多そうで、興味を持たないよう防衛本能を働かせていたというか。
でも、ハマるものって最初はあまり乗り気じゃないんですよね、得てして。