アニメ『ひだまりスケッチ×ハニカム』 第12話 12月31日〜1月1日「ゆく年くる年」の感想です。

今更気づいたけど、まばたきの仕方にも個性があるんだなぁ・・・。ヤッベ、最初から確認したくなっちゃったじゃん、ヤッベ。

冒頭の宮子のまばたき(「年賀状って大晦日に…」のちょい前)は、結構枚数使ってゆっくりとしたまばたきを表現してますね。
バーコードみたいな目も線の間隔が異なる・・・つまり使い回しではなく、1枚ずつ目を描いているので、少し揺らいで見えます。さらに効果音に「カシャッ」というシャッター音が使用されており、それらによって体感時間を遅らせる効果が働いています。

それに対し、速いまばたきは枚数が少なく、コピペしたような目を縦横縦に動かすのですが、間に縦と横の組み合わせが1瞬だけ入ります。
↓は12話終盤、麻雀のくだりのゆの。
ひだまり 12話 まばたき
縦と横の組み合わせはこれ1枚。目の形がTの字であることにより、上まぶたが動いているということが分かります。反対ではダメだし、+の字でもダメなのですね。
1本1本の線は定規でひいたように真っ直ぐで、間隔も均一。人間の手では描けない線です。そのためピタッと止まる印象を受けます。
効果音も「ピコッ」と小気味いい速さの音です。

まばたき一つを描くにも作法というものがあるのですね。

もう一つすごいと思ったのが、みかんのシーン。
片手に持ったみかんをひとひねりすると、皮がむけているというマジックのような演出ですが、これには思わず膝をたたいてしまいました。
一瞬で皮をむき、そのまま口に放り込むには、確かにこれ以外ない。まさに作画的にもマジックです。
ひだまり 12話 みかん

どれだけ速くても、ひとつずつ手でむくのでは冗長的になってしまうため禁物。この「みかんくるりんぱ」はコメディだからこそ生まれる、優れたアイデアだと思います。

上に挙げたような、目立たない粋な小技が『ひだまりスケッチ』の魅力であり、他のアニメに比べ感想を書くのに時間がかかる要因でもあるんです・・・。巻戻してコマ送り、巻戻してコマ送りの連続なので。それだけに、思い出もひとしおな作品となりました。

ぜひ一度、紙に直線を何本も描いてみてください。(なるべく間隔は狭く)
フリーハンドで線を描くことの難しさが分かってもらえると思います。
あのバーコード目を見るたび、手が疼くことでしょう。

この第12話が収録⇒ひだまりスケッチ×ハニカム 6(完全生産限定版) [Blu-ray]

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